お鉢巡り
御来光をみたあとで、山口屋さんに行ってとりあえず休憩。
まだまだ混雑が続く山口屋さんで、豚汁を注文。
ほかの山小屋だとレトルトだったりするのだが、
山口屋さんで作っているものを出してもらえる。
ここの豚汁はホントにおいしくて毎回食べてしまう。
友達は豚汁だったり、みそラーメンだったり思い思いのものを食べる。
起きてからかなりの時間が経っていたので思ってもいなかったが、
これが2日目の朝食だった。
ひとしきり暖まって休憩したら、そろそろお鉢巡りへ。
お鉢巡りは山頂に5回も行っているのに一度も行っていなかった。
途中までは行ったことがあるのだが、
御殿場口の山頂のあたりで引き返してしまって行けず終い。
なので本当に一番高いところ(3776m)にはまだ行っていない。
6回目にしてやっと本当の登頂が出来るとあって、
私個人としてはかなり楽しみにしていた。
お鉢巡りは反時計回りが楽だと聞いていたので、
須走口のあたりからお鉢巡りをスタートする。
まず、火口を見たときのスケールに圧倒される。
須走口の下山道入り口近くから見た火口もすごいが、
こちらからだと上から見下ろす感じで大きさがすごく感じられる。
写真を撮らなかったのが残念でならない。
そこから進んでいくと、ちょうど反対側の斜面がきれいに見えるところに出る。
何とも言えないきれいな景色が見えた。
進んでいくと、今度は影富士が!
こんなにきれいな影富士は初めてだった。すごく感動したな。
※分かりづらいが、黒い部分が富士山の影
天気もすごくいいし、かなりうれしくなってきた。
あとは富士山測候所へ。
なだらかな道を進み測候所に着くと、行列が出来ていた。
何かなと思ってとりあえず並んだが、
無駄に並ぶのもいやなので友達を残し先に進んで様子を見てみると、
写真を撮影するための列だった。
みんな並んで日本最高峰の石碑のところで撮影はしているが、
逆光で良ければ並ばないでもすぐに撮れる!
最高の景色は心の中にしまって、記録として撮ればいいし、
天気がいいから大丈夫だろうと思って、みんなを連れて日本最高峰の石碑の後へ。
近くにいる人に頼んで写真を撮ってもらい、測候所をちょっと見て出る。
ここでお鉢巡りの難関が!
馬の背と呼ばれる急な坂があり、登るのはきつい、下るのは危ないというところ。
最初は早歩きで降りようと思ったが、
かなりの急勾配で危なっかしいメンバーがいたので、ついて行くことに。
確かにきつかったな。斜度は40°ぐらいだったらしい。そりゃほとんど崖だわ。
無事馬の背を超すと、あとはなだらかなところを進んでいく。
すると富士山頂郵便局のあたりで、静岡テレビが撮影をしていた。
第30回の富士登山駅伝の当日だったらしい。
アナウンサーも着込んで大変そう。こんなところで撮影なんてご苦労様です。
通り過ぎたあとは、ぐるっと何もないところを回っていく。
ここからはほんとになだらかで、きれいな景色を見ながら気分良く進む。
所々柵がないところがあり、友達はちょっとびびってたな。
初めてのお鉢巡りはこんな感じで終了!
天気は快晴で風もほとんどなく、絶好の条件で廻ることが出来た。
こんな好条件には二度と巡り会えないかも。そのぐらい良かったな。
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