12月4日にさいたまスーパーアリーナで行われた、
U2 VERTIGO//2006 TOURに行ってきた。
この公演はアリーナには席が設置されず、
2ブロックに分けられただけのオールスタンディング。
セットも海外では北米以外で初めてアリーナバージョンが使われることになっていた。
そんな貴重なライブをスタンディングで見ることができるので、
行く前からものすごく期待していた。
映画”プラダを着た悪魔”の挿入歌でも使われた、
”City of Blinding Lights”からライブがスタート。
この曲はアルバムの中でもすごく好きな曲で、
ライブの中で特に印象が残っている曲の一つ。
この曲がスタートしてからアリーナ席の中はものすごい状態。
押し合いへし合いしながらみんな飛び跳ねてボノと一緒に歌っていた。
本当に熱いライブで、みんなが曲を一緒に歌っていて、
会場が一体になっていた。
U2のメンバーも会場の盛り上がりを見て、
とてもうれしそうな表情をしていたのが印象的だった。
”Miss Sarajevo”の時には、
世界人権宣言の条文がモニターに映されて、
読み上げるナレーションが流れた。
世界人権宣言を改めて聞くと、
当たり前のことだけど素晴らしい内容で鳥肌が立つぐらい感動した。
アンコール前の最後の曲”One”の前には、
オーディエンスの携帯電話を掲げてもらって、
光のクリスマス・ツリーを作る演出があって、
何とも美しかった。
「世界の貧困を無くそう。Hottokenaiに参加して欲しい」
とボノが叫ぶ。
オーディエンスが掲げた携帯電話で、
Hottokenai@sun.com に名前を書いたメールを送って、
みんなに声をあげてほしいというボノからのメッセージ。
ライブ中に押し合いながらメールをしたら、
ライブの終了時にメールを送った人の名前がスクリーンに映し出されていた。
本当に多くの人がメールを送っているのを見て、うれしかった。
このメールを送った人には、後日ボノから返事が届いた。
Message from Bono
Hi, this is Bono... Thanks for emailing... We had a great time in Tokyo. We love this city... If you want to join the campaign to make poverty history, please sign up at
http://www.hottokenai.jp/i/u2/7379tfgg/
The more people that join, the more difference we can make in the fight against extreme stupid poverty.... Japanese leadership on this issue could change the world. Thanks for reading.
反戦・人権など様々なメッセージが伝わってきたライブで、
エンターテイメントだけでなく偉大なアーティストなんだと感じた。
海外まででも見に行く価値があると思うくらい。
次に日本に来るのはいつかわからないけど、
もし来たら必ず行きたいと思う。
そして、U2の作った曲の歌詞を改めて見直して、
歌詞に込められたメッセージを感じてみたくなった。
12月4日のセットリスト
City of Blinding Lights
Vertigo
Elevation
Out of Control
I Still Haven’t Found What I'm Looking For
Beautiful Day
Angel of Harlem
The First Time
Sometimes You Can't Make It On Your Own
Bad
Sunday Bloody Sunday
Bullet The Blue Sky
Miss Sarajevo
Pride (in the Name of Love)
Where the Streets have no Name
One(1st Encore)
The Fly
Mysterious Ways
With or Without You(2nd Encore)
The Saints are Coming
Window in the Skies
Vertigo
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