Bunkamura ザ・ミュージアムで開催されている展覧会、
「リール近代美術館所蔵 ピカソとモディリアーニの時代」
に行ってきた。
元々キュビズムやエコール・ド・パリ辺りの近代美術は、
興味がなくてあまり見たことがなかった。
青の時代のピカソの絵は好きだった。
青く薄暗い絵の中にある、画家の暗い内面世界が見えるようで。
暗いのに綺麗な青の色もすばらしくて。
”ラ・ヴィ”が一番好きだった。
今回、初めてキュビズムの絵の実物を見たのだが、
キュビズムに対する印象が全く変わった。
ピカソとブラックという代表的な画家の作品を見てみると、
本で見るのとは全く違う印象を受けた。
印刷や画面で見るのっぺりした印象と違い、
実物は、画家の筆遣い、力強さや思いが伝わってきて、
やはり実物を見ると違うなと思った。
特に、ブラックの”家と木”とピカソの”帽子をかぶった女”は、
すばらしい絵だなと思った。
モディリアーニの人物描写の美しさにも感動した。
頭と首が細長くて異様なはずだが、なぜかあたたかい印象が伝わってくる。
他もいろいろ見たけど、
キュビズムの二人の絵の印象が強くてあまり覚えていない。
それぐらい鮮烈だった。
リール近代美術館所蔵 ピカソとモディリアーニの時代Posted by Jay at 2006年10月16日 00:27 | コメント (2) | トラックバック (0) | |
【会期】 2006年9月2日(土)〜10月22日(日) ※会期中無休
【開館時間】
10:00〜19:00 (入館は18:30まで)
※毎週金・土曜日は21:00まで (入館は20:30まで)
【入館料】
一般1300(1200)円、大学・高校生900(800)円、中学・小学生600(500)円
【お問合せ】 03-3477-9252
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