友人のミカさんの日記(Paqn! ミカニッキ)で書かれていたが、
技術者としては非常に耳の痛い記事なのでちょっと自分でも考えてみた。
IT上級者の会話は意味不明……「もっと易しく話して」とのリクエスト多
Yahoo! News
仕事柄、話す相手が技術者である事が多く、
普段使っている言葉が一般的には難解な言葉だったりしても、
相手も分かっていることが多いので最近はわかりやすくとかあまり意識していなかった。
難解だといわれてる5つの言葉を自分なりに説明するとこんな感じかな?
帯域
電気信号の周波数の範囲のことで、
これが広いとデータの流れる速度が速くなるので、
通信速度と同じ意味で使われることが多いんです。
データを流れる水にたとえると、帯域が広いというのはホースが太いということ。
その方がたくさんの水を早く流せるでしょ?
HTML
Webサイト(ホームページ)を作るための決まりの一つ。
コンピューターは人間の言葉で書いても理解できないので、
決まりにのっとって指示をしてあげる必要があります。
その方法の一つなのです。
ホスト名
コンピュータの名前。
見た目は一緒だから名前を付けてあげないと違いが分からないので、名前を付けてあげます。
使える文字は決まってるけど、名前は何でもいいんですよ。
エイリアス
分身のこと。
ファイルを開くときに簡単に開けるように、
実際にファイルがある場所以外にデスクトップとかによく作るもの。
よく使うファイルなのに、いっぱいフォルダを開いて探し出すのめんどくさいでしょ?
それを電話の短縮ダイアルみたいに簡単にするのがエイリアスです。
IPアドレス
インターネットにつながっているコンピューターに一個一個ついている、
インターネット上の住所。
でも、実際はアドレスとはいうものの電話番号に近いと思う。
例えば、ヤフーのIPアドレスの一つは210.80.242.236です。
こんな感じだろうか。
あまりいい説明になっていないような…
英語が母国語のイギリスでもこんなリサーチ結果だから、
日本ではもっと難解ではないかと思う。
先日、こんな記事があった。
japan.internet.com デイリーリサーチ 周りが使っているから…、7割以上が「理解していない IT 用語使う」
アルファベットで構成された IT 用語の意味がわからず、調べようとしてもまた意味のわからない言葉で説明される――そんな経験はないだろうか。もっと簡単な言葉が必要とされている。専門用語がわからない人は新しい技術を使った製品の購入を遅らせる傾向もあるというのだから。
元々英語が苦手な人が多い日本人には、深刻な問題ではないだろうか。
よく考えて、わかりやすい説明をもっと心がけないとなと思った。
この記事に対するコメント